まごころ価格の知恵袋
CHIE BUKURO

重要なお知らせ
2018.6.18

大きな地震や余震があった時は絶対にお墓に触れないようにしてください。

まごころ価格の知恵袋

お墓は、大きく分けると2つの部分からできています。

お石塔と外柵です。

お石塔はいわゆるお墓といってイメージする部分、お墓の本体みたいなものですね。和型や洋型など、さまざまなバリエーションがあります。

外柵はお墓の土台みたいなもので、敷地を囲ったり納骨堂を含んでいる部分です。

お墓を見るとき一番目に付くのはもちろんお石塔だけれども、外柵のデザインもお墓から受ける印象に大きく影響します。

曲線を使ってやわらかな雰囲気の仕上げにしたり、小柱と羽目(欄干のような柵)をまわしてちょっとした塀のような感じにしたり。

実はこの外柵ですが、ただ見た目を豪華にするだけじゃなくて、仏教的な意味合いも隠されているんです。

外柵のもうひとつの意味

それは結界です。

外柵は、清浄なあの世とこの世、浄土(さとりの世界)と穢土(私たちがいる騒がしい世界)を分かつ結界の象徴でもあると言われています。

そしてその結界の中心に亡き人が眠っている。

そう思うと、お墓を前に向かい合うときに少し背が伸びるような厳粛な気持ちになりますね。

ちなみに、両手のひらを合わせる「合掌」。
この合掌も、合わせるふたつの手のひらが浄土と穢土を象徴していてふたつの世界の融合をあらわしているという説もあるんです。

私なども普段あまり自分が仏教徒だというはっきりした意識はなくて、お正月には神社に初詣するし、クリスマスも家族で祝うようなちゃんぽん状態ですが、意識せずにでてくるしぐさにこんな意味があるなんて、ちょっと面白いですね。

カタログ以外のデザイン

さて、カタログには様々なデザインのお石塔や外柵が載っていますが、「こんなデザインにしたい」「ここをもう少し形を変えたい」というご希望にもお応えしています。
経験をもとにアドバイスもできますので、フリーダイヤルやメールでお気軽にお問い合わせください。

お墓が今のスタイルになるまでには長~い歴史がありました。

特に大きな影響を受けたのは、仏教の伝来といえるかもしれません。

それ以前、例えば縄文時代には「抱石葬」という葬法がありました。
死者に大きな石を抱かせるようにして埋葬する方法です。

それは「死霊を封じ込めるためだった」というのが一つの解釈で、このことからも、「古代では死は穢れと考えられてきた」というのが民俗学の先生方がおっしゃる定説となっています。

「えっ、わたしたちの祖先は、家族の死を悼む気持ちを持っていなかったの?ただ、死んだ人をお化けみたいに思っていたの?」という疑問がわいてくるのは、わたしだけでしょうか…。

でも、本当のところは当時の人々に聞いてみないとわからないと思うのです。

実際、「死=穢れ」だけでは説明できない遺跡が発見されています。

お墓参りの習慣

青森県青森市に35ヘクタールの面積を持つ「縄文都市」・三内丸山遺跡(さんないまるやまいせき)では、多くの土器や大型住居跡などとともに、100基を超すお墓が発掘されました。

遺体に土をかぶせた上に石を載せた「お墓」は、ムラの中心部から東へと伸びる幅15メートルの、いわばメインストリートに沿って、420メートルにわたり配置されていました。

三内丸山遺跡-模型

死者のたたりが怖いとしか思わなかったら、集落のはずれに埋葬したはずです。

また、このメインストリートは、ムラから海まで続いていたと考えられています。

「暖かくなってこんな魚が捕れるようになったよ」
「こんな珍しい石、ヒスイや黒曜石がきたよ」

海の幸を収穫したとき、交易品を運搬するとき、人々は道沿いのお墓に向かってその報告をしていたのでしょうか。

少なくとも、この時代、生きているヒトと死んだヒトの距離はそう遠いものではありませんでした。
むしろ、死んだヒトが日常とともにあって、親しみをもって接していたといえそうです。

人類で最初の埋葬

世界に視野を拡げてみますと、人類で最初に「埋葬」を行ったのはネアンデルタール人でした。

1951年~1960年の調査で、イラクのシャニダール洞窟から8体の遺骨が発掘されました。
その周辺の土からは数種類の花粉がみつかっています。

そのことから、ネアンデルタール人は、死者に花を手向けて埋葬したと考えられています。

何万年も前から、ヒトは弔いのこころを持っていたのですね。

お墓を知ると、その時代を生きていた人々の死者への想いが伝わってくるかのようです。

カタチや弔い方。
時とともに、さまざま変化してきたお墓ですが、これからも生きている人と死んだ人の交流の場であって欲しい。
そんなふうに思うのです。

…今回は、お墓を建てようとお考えの方にその原点のご紹介をと、少々肩に力が入ってしまったでしょうか。

最後までお付き合いいただきありがとうございました。

墓地の寸法を測りにいかれる際には、ぜひお花を手向けてくだいね。

唐突ですが「良いお墓(墓石)ってどんなお墓なのかな…」なんて考えたことはありますか。

高価な石をつかったお墓が良いお墓?
デザインが良いお墓が良いお墓?
昔から伝わる和型が良いお墓?
ご家族らしさを表現しやすい洋型が良いお墓?

良いお墓って一体どんなお墓なのでしょう…?

どれが良いお墓でどれが悪いお墓?

いろんなお客様のお墓にたずさわっていくうちに確信をもつようになったのですが、お墓を建てる方の気持ちがこもっていれば、全てがいいお墓なのだなと思うようになりました。

ご先祖様や故人を大切に思う気持ちでご家族みんなで話し合って建てたお墓に悪いお墓というのはありません。

お墓をなぜつくるの?

もっといえばお墓を建てること自体が一番重要なのではなくて、お墓参りという行為が一番大切です。
お墓を建てるということはお墓参りをするための手段の1つなんですね。

出来上がったお墓は年に一度でも家族や親族みんなで出かける場だったり、たまに一人で出かけてたたずんでみたり、亡くなった大切な人に相談や報告をする場だったり。今の自分たちと亡くなった大切な人たちをつなぐ交流の場ともいえます。

親、兄弟、夫や妻、子どもたちと孫たち…。みんなお墓参りをする姿をイメージしてみて、しっくりくるお墓が良いお墓なのかもしれませんね。
「お墓づくり=お墓参りの場づくり」を意識してみると、またちょっと違ったお墓えらびになります。

無料のお墓の完成予想図作成サービス

そんなお墓づくりを実現するために私たちに何ができるか…?ということから生まれたのが「墓石通販カタログ」と「お墓の完成予想図作成サービス」です。
お墓の完成予想図とは、お墓を建てる墓地の写真にカタログから選んだ墓石を合成した資料です。※カタログのデザイン以外にも様々なデザインの墓石を合成できます。
実際の墓地にお墓が建った時のイメージを確認することができるので大変好評です。
カタログも完成予想図も無料のサービスなのでお気軽にご利用ください。
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お墓って建てて終わりではないんですね。

仏教的には「墓石に仏さまの魂を入れる」ことで本当の意味でのお墓、故人を供養するための仏塔になると考えられています。
そのため、お墓を建ててから、お坊さんを招いて儀式=開眼(かいげん)法要を行います。

開眼供養(開眼法要)

開眼供養は以下のように宗派や地域によって呼び名が違います。

  • 入魂式
  • 入仏式
  • 魂入れ
  • お性根入れ(おしょうねいれ)
  • 建碑法要(けんぴほうよう)

「仏つくって魂入れず」という諺(ことわざ)もあるように、もともとは、新しい仏像や仏壇などをつくったときに行われていたことが由来しているようです。もちろん仏式にこだわらない場合、開眼供養を行わないという方もいらっしゃいます。
開眼供養の時期に決まりはありませんが、一般的には故人の遺骨を収めるときに合わせて四十九日の忌明け、一周忌や三回忌などの年忌法要、またはお彼岸やお盆に営むところが多いようです。

お布施の金額

開眼供養などの際にお坊さんにお経を読んでいただいた場合にはお布施(お礼)をお渡しします。

このお布施について、ご質問をいただくことがあります。
お布施の金額は地域やお寺さまによって様々で1~10万円と幅があります。(条件によってはそれ以上の金額になることもあるようです)
お布施の金額がわからない場合はご住職に直接お伺いすることをおすすめいたします。
ですが「そんなこと聞きづらい」という時には、同じお寺の檀家さんや高齢のご親戚、近くの地域の方に聞いてみてください。

ただ、お布施には決まった金額はありません。開眼供養などを行っていただいた時のお気持ちですから、最終的にはお渡しできる金額でと思います。

これからがお墓本来の役割

239381-李家

さて、お墓も完成し、納骨も開眼供養も無事終った…。
いよいよこからがもう一つのお墓本来の役割の始まりです。

もう一つのお墓本来の目的とはご存知の通り「お墓参り」です。
亡くなったご家族のためにも、ぜひお墓へ足を運んでいただければと思います。供養などと大げさにかまえず「故人に会いに行く」くらいの感覚の方がいいのかもしれません。
「迷っていることを相談」「入学や就職を報告しに」。お墓は生きている人が気持ちを整理できる場所でもあると思います。

お墓は納骨をした後にお参りをすることによって、良いものなっていくものなのかもしれませんね。

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