本日のまごころ職人
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2024.3.23

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本日のまごころ職人

本日は大分県大分市にある寺院墓地でまごころ職人が施工したお墓つくりを紹介します。

 

サビに強いステンレス製の金具を使用

基礎に土台となる石材を設置してから、石材がズレないようにサビに強いステンレス製の棒状の金具やL字金具でしっかりと固定します。取り付けた金具が動かないように耐震ボンドで丁寧に接着しています。

 

スペースの広い納骨室の据え付け

こちらは納骨室になる部分です。右側にあるハンマーは石材を設置する際に上から叩いてしっかり設置するために使用します。叩くといっても力を入れすぎると石材が割れたり欠けたりするので、経験のあるまごころ職人が適度な力加減で施工しています。
石材を据え付けた隅々にはステンレス製の金具を取り付けてがっちり固定しています。こちらの地域はお骨壺で納骨するため納骨室には板石を設置しています。

 

耐震ボンドを免震シートを使用して地震対策

次に納骨室の上に石塔を下から順に積み上げていきます。ただ石材を積み上げるだけでは地震があったとき崩れる可能性があります。そのため大切なお墓を地震から守る耐震免震施工でお墓つくりをしています。積み上げる石と石の間には、免震効果のある黒いゴム状のシートや耐震効果のあるボンドを標準で使用しています。

 

石塔にコーキングしている状況

石塔の設置が完了し、続いてコーキングを行っていきます。積み上げた石と石の隙間に水や汚れが入り込まないようにコーキング剤でふさぎます。マスキングテープで石材を養生してからコーキング剤を隙間に注入し、その後ヘラでなぞって余分なコーキング剤を取り除きます。最後にマスキングテープをはがしてコーキングの完了です。石塔や外柵すべて見映えが綺麗になるように丁寧に仕上げています。

 

棚板を設置した納骨室内の様子

丘カロートタイプの納骨室はスペースが広いデザインになっています。
中には納骨するお骨壺を置く板石を設置して、手前部分は将来お骨を土に還すために、綺麗な砂を敷いて仕上げています。

 

G654長泰でつくられた洋型のお墓の完成

周囲はコンクリート仕上げにして、墓石はG654長泰でつくられた洋型のお墓の完成です。
重心が低く安定感があるので地震にも強いデザインです。
お花を供えたときに竿石の彫刻が隠れてしまわないようにと配慮して花立は低くデザインしています。花立には家紋の彫刻を、竿石にはお花の彫刻が施されたお施主様こだわりお墓です。

新潟県魚沼市の共同墓地でまごころ職人が施工したお墓つくりをご紹介します。

新潟県魚沼市の共同墓地

新潟県魚沼市の共同墓地新潟県は降雪量が多いことで有名な地域。このお墓のお客様は新潟県長岡市にお住まいで、墓地のある魚沼市も当然ながら降雪量が大変多い地域です。冬場には大量の積雪でお墓の工事ができなくなってしまうため、急ピッチでお墓の工事を行いました。10月の中旬にご契約いただき、おおよそ1.5ヶ月でのお墓工事となりました。

基礎工事

墓地の掘削 墓地の転圧 墓地の配筋 墓地のコンクリート打設
お墓の基礎はまごころ職人が以下のような順序と内容で慎重に作り上げていきます。

墓地の掘削
お墓を建てる場所の地面を規定の深さ(30cm)まで掘り下げます。ショベルカーなどの重機が入らない場所はスコップで綺麗に掘り下げます。
砕石の転圧
掘り下げた地面に砕石という小さな石を敷き詰め、ランマーという重機で押し固めます。重機の入らない場所では「かけや」という道具を使い、まごころ職人が何十回も砕石を押し固めます。
基礎の配筋
規定の間隔(20cm)以内でコンクリートに埋め込まれる鉄筋の配置します。この際、鉄筋が地面に接触して錆びてしまわないよう「スペーサー」というものを利用して鉄筋を浮かせます。
コンクリート打設
配筋後の場所にコンクリートを流し込みます。コンクリートも規定の品質のもの(スランプ値:18N/平方ミリメートル)を利用しています。コンクリートミキサー車が墓地まで入り込めない時は職人が現場でコンクリートを作ります。
養生
コンクリートを流し込んだ後にコンクリートが乾燥して硬くなるまで数日待ちます。この際にコンクリートの表面などが汚れたりキズが付いたりしないようにしっかり保護します。

人力であっても、当然重機を利用した時と同じ結果になるよう慎重に工程を進めていきます。
このような工程を経て地震にもしっかり耐えるお墓の基礎を作り上げていきます。

石積み工事

モルタルを利用した石積み工事 ステンレス金具を利用した石積み工事 耐震ボンドを利用した石積み工事 納骨室の石積み工事
お墓の石積み工事を行う場合も様々な道具を利用しながら組上げていきます。
以下の資材は長年の施工実績を元に厳選されたものを使用しています。

金具取付け
石材の隅々に錆に強いステンレス製の金具を取り付け石のずれを防止しています。
墓石用特殊ゴム取付
建築業界では長年使用されている粘着性の強い特殊ゴムを採用することにより地震による震動を制御し大切なお墓を倒壊から守ります。
目地シーリング処理
石同士を弾性ボンドで接着した後は、シーリング処理で目地を仕上げます。

まごころ職人が末永くお参りいただけるお墓を1つずつ1つずつ丁寧に作り上げていきます。
まごころ価格の全てのお墓には地震の免震耐震施工が施されます。

G688中目を使用した和型のお墓

新潟県魚沼市の共同墓地のお墓

石塔と外柵にG688中目という石を使用したお墓が出来上がりました。墓石の外柵部分は総敷石仕上げ(縁石を廻して玉砂利を敷く場合が多いのですが、このお墓は石を敷き詰めることで石塔部分を際立たせています)としています。
細かな部分のデザインにも一切妥協せず、これから末永くお参りすることのできるお墓が完成しました。
お墓の完成後もまごころ価格ドットコムでは、お参りやお掃除についてのご不明な点や戒名の追加やその他オプションなど責任をもってサポートさせていただきます。お墓に関することはお気兼ねなく何でもご相談ください。

本日は東京都台東区にある谷中霊園でまごころ職人が施工したお墓つくりをご紹介します。

歴史ある谷中霊園でのお墓つくり

東京都台東区谷中霊園の墓地
東京都台東区にある谷中霊園はメインの通り沿いにたくさんの桜が植えられています。春にはいっせいに桜が開花するためお花見としても有名な墓地です。
「あの人は桜が好きだったので谷中霊園にお墓を建てようと思ったんです」というお客様がいるのも納得です。
夏の暑い時期にはお参りの途中に木陰で休むことができるスペースもあり、日暮里駅から徒歩1分と交通の便も大変によいことから東京の中でも大変人気の墓地です。
今回はそんな谷中霊園でのお墓つくりをご紹介したいと思います。

細かな部分まで正確に仕上げる基礎工事

規定の深さまでしっかり掘削 転圧機で地盤を強固に固める 基礎の配筋部分 耐震基礎の完成
お墓の基礎なのですが、実は一般の住宅と同じ流れで作っています。

  1. 地面の掘削作業
  2. コンクリートを流し込む型枠を設置
  3. 砕石のを敷き詰め転圧
  4. 配筋(鉄筋を敷き詰めること)
  5. コンクリートを流し込む
  6. 養生(コンクリートが固まるまで乾燥させること)
  7. 型枠を取り外す

今回は重機を利用できる通路が確保された墓地なので、効率的に作業を行う事ができました。
重機を使って基礎工事ができればよいのですが、通路状況などが悪く、重機の搬入ができない場合には全て人力で地面を掘ったり、砕石・鉄筋・コンクリートを運んだりします。
これがまた大変な作業で、敷地の大きさにもよるのですが材料の置いてある場所からお墓を建てる所まで30~50往復する事もあります。
大切な墓石を守るための基礎です。図面にしっかり合わせて、寸分の狂いもなく仕上げていきます。
ここから数日コンクリートを乾燥させてから、墓石本体の施工にとりかかります。

いつでもお参りできるように全てのお墓が耐震免震の石積み工事

免震シートと耐震ボンドで石積み 耐震免震施工の納骨室 ステンレス製のL型金具で固定 外柵を慎重に設置
基礎工事完了から数日後、石積み工事という墓石本体を組上げる作業に入ります。
墓石は様々なパーツに分かれています。そのパーツを1つ1つ組上げることでお墓が完成します。
大きな括りとしては以下の4つのパーツに分かれます。

  • 墓石の石塔部分
  • 墓石の外柵部分
  • 墓誌などの部分
  • 花立てや線香皿などのステンレス部分

これらを耐震性の高い接着剤や免震効果のある特殊なシートを利用しながら組上げていきます。
これからずっとお参りしていくお墓。まごころ価格ドットコムでは地震が起きても安心してお墓参りできるように様々な研究を重ね、全てのお墓で安心していつでもお参りができるように耐震免震施工を標準装備としています。
墓石の施工完了後には見えなくなってしまう部分も後からご確認いただけるよう「写真付きの工程報告書」を作成してお送りしています。
これがあることでわざわざ施工現場を確認せずとも、施工の内容が確認できるようになっています。

インド産の石を利用したシンプルかつ重厚感があるお墓が完成しました。

白御影石の洋型墓石アーバングレーという石を使ったお墓の完成です。アーバングレーという石は透明感がある白系に近い中間色系御影石です。インド産の石は高級墓石材の代名詞的存在ですが、その名に恥じず水を吸いにくい高品質な石です。
厚みのある立派な既存の墓誌を移設して作り上げた洋型のお墓はどこか重厚感がありシンプルながらも味わいがあります。
これからずっとお参りしていくお墓。まごころ価格ドットコムでは「どんな時でもみんなが安心してお参りすることができるお墓」をこれからもしっかり作り上げていきます。

本日は神奈川県横浜市にある三ツ沢墓地でまごころ職人が施工したお墓つくりをご紹介します。

歴史ある三ツ沢墓地でのお墓つくり

更地の墓地の施工前

三ツ沢墓地は神奈川県横浜市の神奈川区三ツ沢にあり、横浜市営地下鉄「三ツ沢下町駅」から徒歩10分の場所にあります。
この三ツ沢墓地は明治41年に作られました。とても歴史のある霊園で慰霊碑などもあります。利用する場合の宗旨宗派も不問なことから、神奈川県で特に人気の墓地。丘陵地にあるため見晴らしがとても良く、開放的で広々としています。お近くにお住まいの方のお散歩のコースとしても利用されるオープンな墓地。
今回はこの三ツ沢墓地でのお墓つくりをご紹介したいと思います。

地震に強いお墓をしっかり支えることのできる基礎

地盤を強くするための根堀工 砕石を敷き詰めて押し固めている状況 コンクリートを流し込む前の配筋の状況 振動をあたえて中の空気を抜く作業 コンクリートを流し込み基礎工事の完了
まずは墓石を建てるための基礎を部分を30cmほど掘り下げ、地面から10cmの深さになるまで、砕石という小さな石をびっしりと敷き詰めます。
この砕石なのですが、ただ敷き詰めただけでは強固な基礎をつくることができません。砕石を敷き詰めた後に転圧機という機械で基礎をしっかり支える地盤をつくり上げるのです。
転圧機を使用しない場合は、木槌が大きくなったような「かけや」という道具で締め固めていきます。この「かけや」での地盤の締め固めは、人力で何十回も持ち上げ地面へ落下させるというとても大変な作業。こうやってしっかり地盤を固めることで基礎や墓石をしっかり支えることができるのです。
地盤が出来上がった後にコンクリートを流し込むための型枠をつくり、十分な鉄筋を使用して基礎を作っていきます。鉄筋の結束(針金で繋ぎとめていく作業)や流し込んだコンクリートの均し作業は職人の腕の見せ所です。特にコンクリートの均し作業はさじ加減一つ間違えるだけで見た目に大きく影響も出てしまう大切な作業です。
コンクリートの均し作業も終わり、数日間養生(コンクリートが乾くことを待つこと)して耐震基礎が出来上がります。

地震に強い免震シートを利用してした石積み工事

外柵を基礎に据え付ける前の状況 ステンレス製の金具で石材同士を固定 板石を設置した納骨室の中の様子
基礎工事の数日後、コンクリートが十分に固まったことを確認しながら石積みの作業に入ります。
石積みの作業は「外柵の組上げ」「石塔本体部分の組上げ」という2つの作業に分かれます。まずは基礎の上に「外柵の組上げ」を行っていきます。
外柵の組上げはステンレス製の金具で石材と石材をしっかり固定することと、地震のゆれの力を軽減するための免震シートというものを使ってしっかりと組上げていきます。
耐震基礎の上に耐震免震施工で石材を積み上げることで、地震の揺れを逃しながら墓石自体の破損も防止することができるようになります。
実はこの免震シート、新幹線の床材として利用されているものを採用しています。細かい振動や強い衝撃をしっかり逃がすことができます。まごころ価格ドットコムの全ての墓石にはこの免震シートを標準で使用しています。
日本は地震が多いことで知られています。お墓は百年以上に渡って守っていくため地震対策は必要不可欠です。大きな地震にも耐えることができる耐震免震施工はとても大切なことです。

三ツ沢墓地でいつまでも安心してお参りできるお墓

ピンク色を帯びた御影石G488でつくられた洋型のお墓の完成

ピンク色を帯びた御影石G488という石を使ったお墓が出来上がりました。重心も低く、更に耐震免震施工を施しているため地震の心配もありません。直下型のような縦揺れの地震が起こった場合は墓石の重心が低くても接着用のボンドがとれてしまうこともあります。ですが免震対策をしている場合はその心配もほとんどありません。
これからずっとお参りしていくお墓。まごころ価格ドットコムでは「どんな時でもみんなが安心してお参りすることができるお墓」をこれからもしっかり作り上げていきます。

本日は北海道札幌市にある里塚霊園でまごころ職人が施工したお墓つくりをご紹介します。

外柵はそのまま使用するお墓の建て替え工事

解体工事前の既存のお墓
自然に囲まれた広大な敷地の里塚霊園は札幌市でも有数の公営霊園です。
駐車場や管理棟、法要施設などがあり設備が充実しています。
ここに代々受け継がれてきたお施主様のお墓があり、外柵部分と植木はそのまま残して今ある和型のお墓を洋型のお墓に建て替えをご希望されていました。
周囲の迷惑にならないように気を配りながら施工を行っていきます。

お墓の解体工事と基礎工事

クレーンで竿石を持ち上げて取り外す状況 外柵を解体している状況 既存のお墓を解体撤去した状況
まずは解体するお墓の竿石から取り外します。

クレーン車が入ることができる通路状況だったので、墓地付近まで入ってからクレーンで竿石を持ち上げて取り外していきます。重い石を持ち上げるので操作するのも慎重に行います。

積み上げている石材をすべて取り外したら、基礎部分をハンマードリルを使って解体していきます。細かく砕いて解体していくので時間と労力のかかる作業です。
基礎部分をすべて解体撤去したら、新しくつくるお墓の基礎部分の工事に取り掛かります。

納骨室になる部分の石材を設置して納骨室内は土のままで仕上げています。

地震対策を施したお墓の石積み工事

基礎部分に納骨室を設置 免震シートをつかって地震対策は万全 石材の隙間をコーキングする様子
まごころ価格ドットコムでは地震から大切なお墓を守るために地震対策に力を入れています。
阪神淡路大震災、東日本大震災など日本は地震が多く、地震によりお墓が倒れてしまったという例は少なくありません。
末永く守り続けていくお墓が地震によって倒れるのを防ぐために耐震免震施工を採用しているのです。

免震効果のある免震シート(エアーグリップ)を挟んで石材を積み上げていきます。
この免震シート(エアーグリップ)は震度7の地震の揺れにも耐えることができると実験(飛鳥建設 防災R&Dセンター 技術研究所 構造実験棟で検証)で証明されている優れた道具です。
この結果から地震対策として必ずこのシートを利用して施工しています。

そして耐震ボンドも同時に使用し、より充実した地震対策を行っています。

和型から洋型デザインのお墓の完成

洋型のお墓の完成
これまでの外柵をそのまま生かして、墓石を白御影石(G688中目)でつくられ洋型のお墓が完成しました。
曲線のある優しい印象の竿石には「ありがとう」の文字とお花の彫刻が施されています。
癒しと温もりが感じられ、この彫刻を選ばれたお施主様のお墓に対する想いが伝わってきます。
植木が生き生きと色づいてくる季節になるのが楽しみですね。