本日のまごころ職人
CLAFTMAN

重要なお知らせ
2024.3.23

4/5(金)臨時休業のお知らせ

本日のまごころ職人

本日は大阪府交野市私部にある共同墓地にてまごころ職人が施工したお墓をご紹介します。

 

 

着工前の様子です。

雑草を取り除き基礎工事が始まります。

 

 

根堀工

基礎工事は地面の掘り下げから始まります。

通路の狭い墓地なので掘り出した土を一輪車で少しずつ運び出します。

 

 

転圧

地面をしっかりと押し固めてきます。

 

 

転圧

砕石を敷いてから更に地面を叩き固めていきます。

 

 

 

配筋

格子状に鉄筋を組んでいきます。鉄筋の下にはスペーサーを置いて鉄筋が地面に触れないようにします。

鉄筋が地面に触れてしまうと地中の水分などの影響を受けて錆びやすくなってしまうのを防ぎます。

鉄筋を組むことで、コンクリートのひび割れを防ぎます。

 

 

コンクリート打設

隅からコンクリートを流していきます。

空気が入り込まないようにコテを使って丁寧に均していきます。

 

 

基礎工事が完了しました。

中央の四角い穴が納骨室になります。丸い部分は水抜き穴です。

全ての面をコンクリートで覆わないことで雨水が事前と地中に浸みてお墓に水が溜まらないようにしています。

数日かけてコンクリートが乾き充分な強度を得るのを待ちます。

どんなお墓が建つのか楽しみです。

 

 

※個人情報保護の為、お名前のわかる文字彫刻は画像処理で消しています

本日は千葉県佐倉市六崎にある共同墓地のお墓(基礎工事)づくりをご紹介いたします。

 

 

基礎工事着工前の状況です。本日もまごころ職人が丁寧に基礎工事を開始いたします。まずは根掘工から行います。通路面から約30センチ程掘り下げていきます。

 

 

次に転圧工を行います。割栗石を敷き詰めてランマー等でしっかりと踏み固めます。その後に目詰め砕石を敷き詰めてもう一度ランマー等でしっかりと転圧します。

 

次に配筋工を行います。約20センチ間隔で鉄筋を組んでいきます。配筋後はピンコロ石のスペーサを使用します。鉄筋を浮かせて設置する事で地中からのサビを防ぎます。

 

 

最後にコンクリート打設工を行います。このようにバイブレーターを使用して適度な振動を与えて内部の気泡を除去します。コンクリートの密度を高め骨材が均等に分散した強い基礎に仕上げます。その後、コテで表面をきれいに整えます。

 

 

一定の養生期間をおいて型枠を外して基礎工事の完成です。地震でお墓が傾く事のないように地面を掘り下げ、十分な数の鉄筋を配置しています。コンクリートの強度を含め住宅と同じような耐震基礎を作っています。

 

 

本日は岡山県笠岡市神島にある寺院墓地にてまごころ職人が施工したお墓をご紹介します。

 

 

外柵があり、既にご遺骨が埋葬されている墓地に新しいお墓を建立していきます。

丘の上にある区画で斜面に面しているので、慎重な作業が求められます。

 

 

埋蔵されているご遺骨を取り出してから工事を開始します。ご遺骨はお墓が完成するまで大切にお預かりします。

草木が生い茂っていたのでまずは敷地全体をすき取りして下準備をします。

 

 

基礎工事のために地面を掘り下げます。

充分に掘り下げたので草木の根もほぼ取り除くことが出来ました。

 

 

砕石を敷き詰めて機械で地盤を叩き締め固めていきます。

ランマという機械で地面を叩き基礎地盤としての支持を図ります

 

 

続いて小さめの砕石を重ねて敷いて均します。

 

 

木枠を組んで鉄筋を配置します。コンクリートと鉄筋を組み合わせることでコンクリートのひび割れを防ぎ、充分な強度を得ることが出来ます。

格子状に鉄筋を組み、コンクリートを流し込む用意が出来ました。

 

 

コンクリートを流し込みます。余分な空気が残らないようにコテを使って丁寧に均していきます。

 

 

表面を整えたらコンクリート打設が終わりました。

一定期間養生し、コンクリートが乾いたら枠を外して完了です。

 

 

※個人情報保護の為、お名前のわかる文字彫刻は画像処理で消しています

 

 

 

本日は、東京都あきる野市にある福寿庵共同墓地の基礎工事を紹介します。

 

今回は、ご先祖様から代々受け継いできた和型の石塔2基を解体して新しく洋型のお墓に建て替えを行います。

埋葬して有るお骨壺は、お墓が完成するまで大切に保管して完成と同時に納骨を済ませます。

 

旧石塔を解体してお骨上げした後に30センチの根堀(掘削)を行います。

共同墓地で通路が狭いこともあり今回は、人力作業による手掘りになりました。

 

根堀した後に直径40ミリ以内の再生砕石を約10センチ敷き詰めてランマーで転圧を行い支持地盤の強度をはかります。

 

十分に転圧した後は、建立するお墓の土台の大きさに合わせて化粧型枠を設置します。

 

コンクリートは、圧縮強度に比べて、引っ張り強度が極めて小さい為、ひび割れが入りやすい性質が有ります。

それを防ぐ為に20センチ間隔で鉄筋を配筋してバンセンで強固に固定。また、土の錆を拾わないようにサイコロ状のスペーサーで鉄筋を浮かします。

 

打設するコンクリートの呼強度は、18N/㎜2以上を基準とします。

 

コンクリート打設後は、一定期間の養生を経て強度が十分に出ている事を確認した後に、型枠を外して基礎工事の完了です。

型枠を外した後は、いよいよ石積工事に入っていきます。

 

本日は宮城県柴田郡大河原町にある頼母山霊園の基礎工事をご紹介いたします。

 

こちらの区画にお墓の土台となる基礎工事を施工します。

 

まずは約30cmほど地面を掘り下げる”根堀り”という作業を行います。

 

次に大きい石を隙間なく敷き詰める砕石作業を行います。

 

さらに隙間を埋めるように細かい石を敷き詰めて表面を均していきます。

 

砕石が終わったら、次に地面を叩き締める転圧作業を行います。どの工程も重要ですがこの転圧作業は非常に重要で、どんなに基礎コンクリートを厚く打っても、転圧を十分に行わないと後々お墓が傾く原因になったりもします。

 

コンクリートは圧縮強度に比べて引っ張り強度が極めて小さく、ひび割れが入りやすいので15cm~20cm間隔で鉄筋を配筋いたします。鉄筋の下に置いてある石は鉄筋が地中に接触しないようにする役割と、生コンクリートが鉄筋の下に潜り込み、鉄筋を包み込みやすくするためです。(鉄筋の錆防止と鉄筋とコンクリートの相乗効果を上げるためです。)中央奥の四角い枠は納骨室、丸い筒のところは水抜き穴になります。

 

配筋完了後、コンクリートを流し込む作業を行います。表面を均しつつコンクリート中の空気を抜いていきます。

 

一定期間(約1週間位)養生して、木枠を外すと基礎工事完了となります。お墓の土台が完成し、いよいよ墓石の積み込み工事が施工可能となります。