本日のまごころ職人
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2024.3.23

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本日のまごころ職人

本日は東京都台東区にある谷中霊園でまごころ職人が施工したお墓つくりをご紹介します。

歴史ある谷中霊園でのお墓つくり

東京都台東区谷中霊園の墓地
東京都台東区にある谷中霊園はメインの通り沿いにたくさんの桜が植えられています。春にはいっせいに桜が開花するためお花見としても有名な墓地です。
「あの人は桜が好きだったので谷中霊園にお墓を建てようと思ったんです」というお客様がいるのも納得です。
夏の暑い時期にはお参りの途中に木陰で休むことができるスペースもあり、日暮里駅から徒歩1分と交通の便も大変によいことから東京の中でも大変人気の墓地です。
今回はそんな谷中霊園でのお墓つくりをご紹介したいと思います。

細かな部分まで正確に仕上げる基礎工事

規定の深さまでしっかり掘削 転圧機で地盤を強固に固める 基礎の配筋部分 耐震基礎の完成
お墓の基礎なのですが、実は一般の住宅と同じ流れで作っています。

  1. 地面の掘削作業
  2. コンクリートを流し込む型枠を設置
  3. 砕石のを敷き詰め転圧
  4. 配筋(鉄筋を敷き詰めること)
  5. コンクリートを流し込む
  6. 養生(コンクリートが固まるまで乾燥させること)
  7. 型枠を取り外す

今回は重機を利用できる通路が確保された墓地なので、効率的に作業を行う事ができました。
重機を使って基礎工事ができればよいのですが、通路状況などが悪く、重機の搬入ができない場合には全て人力で地面を掘ったり、砕石・鉄筋・コンクリートを運んだりします。
これがまた大変な作業で、敷地の大きさにもよるのですが材料の置いてある場所からお墓を建てる所まで30~50往復する事もあります。
大切な墓石を守るための基礎です。図面にしっかり合わせて、寸分の狂いもなく仕上げていきます。
ここから数日コンクリートを乾燥させてから、墓石本体の施工にとりかかります。

いつでもお参りできるように全てのお墓が耐震免震の石積み工事

免震シートと耐震ボンドで石積み 耐震免震施工の納骨室 ステンレス製のL型金具で固定 外柵を慎重に設置
基礎工事完了から数日後、石積み工事という墓石本体を組上げる作業に入ります。
墓石は様々なパーツに分かれています。そのパーツを1つ1つ組上げることでお墓が完成します。
大きな括りとしては以下の4つのパーツに分かれます。

  • 墓石の石塔部分
  • 墓石の外柵部分
  • 墓誌などの部分
  • 花立てや線香皿などのステンレス部分

これらを耐震性の高い接着剤や免震効果のある特殊なシートを利用しながら組上げていきます。
これからずっとお参りしていくお墓。まごころ価格ドットコムでは地震が起きても安心してお墓参りできるように様々な研究を重ね、全てのお墓で安心していつでもお参りができるように耐震免震施工を標準装備としています。
墓石の施工完了後には見えなくなってしまう部分も後からご確認いただけるよう「写真付きの工程報告書」を作成してお送りしています。
これがあることでわざわざ施工現場を確認せずとも、施工の内容が確認できるようになっています。

インド産の石を利用したシンプルかつ重厚感があるお墓が完成しました。

白御影石の洋型墓石アーバングレーという石を使ったお墓の完成です。アーバングレーという石は透明感がある白系に近い中間色系御影石です。インド産の石は高級墓石材の代名詞的存在ですが、その名に恥じず水を吸いにくい高品質な石です。
厚みのある立派な既存の墓誌を移設して作り上げた洋型のお墓はどこか重厚感がありシンプルながらも味わいがあります。
これからずっとお参りしていくお墓。まごころ価格ドットコムでは「どんな時でもみんなが安心してお参りすることができるお墓」をこれからもしっかり作り上げていきます。

本日は神奈川県横浜市にある三ツ沢墓地でまごころ職人が施工したお墓つくりをご紹介します。

歴史ある三ツ沢墓地でのお墓つくり

更地の墓地の施工前

三ツ沢墓地は神奈川県横浜市の神奈川区三ツ沢にあり、横浜市営地下鉄「三ツ沢下町駅」から徒歩10分の場所にあります。
この三ツ沢墓地は明治41年に作られました。とても歴史のある霊園で慰霊碑などもあります。利用する場合の宗旨宗派も不問なことから、神奈川県で特に人気の墓地。丘陵地にあるため見晴らしがとても良く、開放的で広々としています。お近くにお住まいの方のお散歩のコースとしても利用されるオープンな墓地。
今回はこの三ツ沢墓地でのお墓つくりをご紹介したいと思います。

地震に強いお墓をしっかり支えることのできる基礎

地盤を強くするための根堀工 砕石を敷き詰めて押し固めている状況 コンクリートを流し込む前の配筋の状況 振動をあたえて中の空気を抜く作業 コンクリートを流し込み基礎工事の完了
まずは墓石を建てるための基礎を部分を30cmほど掘り下げ、地面から10cmの深さになるまで、砕石という小さな石をびっしりと敷き詰めます。
この砕石なのですが、ただ敷き詰めただけでは強固な基礎をつくることができません。砕石を敷き詰めた後に転圧機という機械で基礎をしっかり支える地盤をつくり上げるのです。
転圧機を使用しない場合は、木槌が大きくなったような「かけや」という道具で締め固めていきます。この「かけや」での地盤の締め固めは、人力で何十回も持ち上げ地面へ落下させるというとても大変な作業。こうやってしっかり地盤を固めることで基礎や墓石をしっかり支えることができるのです。
地盤が出来上がった後にコンクリートを流し込むための型枠をつくり、十分な鉄筋を使用して基礎を作っていきます。鉄筋の結束(針金で繋ぎとめていく作業)や流し込んだコンクリートの均し作業は職人の腕の見せ所です。特にコンクリートの均し作業はさじ加減一つ間違えるだけで見た目に大きく影響も出てしまう大切な作業です。
コンクリートの均し作業も終わり、数日間養生(コンクリートが乾くことを待つこと)して耐震基礎が出来上がります。

地震に強い免震シートを利用してした石積み工事

外柵を基礎に据え付ける前の状況 ステンレス製の金具で石材同士を固定 板石を設置した納骨室の中の様子
基礎工事の数日後、コンクリートが十分に固まったことを確認しながら石積みの作業に入ります。
石積みの作業は「外柵の組上げ」「石塔本体部分の組上げ」という2つの作業に分かれます。まずは基礎の上に「外柵の組上げ」を行っていきます。
外柵の組上げはステンレス製の金具で石材と石材をしっかり固定することと、地震のゆれの力を軽減するための免震シートというものを使ってしっかりと組上げていきます。
耐震基礎の上に耐震免震施工で石材を積み上げることで、地震の揺れを逃しながら墓石自体の破損も防止することができるようになります。
実はこの免震シート、新幹線の床材として利用されているものを採用しています。細かい振動や強い衝撃をしっかり逃がすことができます。まごころ価格ドットコムの全ての墓石にはこの免震シートを標準で使用しています。
日本は地震が多いことで知られています。お墓は百年以上に渡って守っていくため地震対策は必要不可欠です。大きな地震にも耐えることができる耐震免震施工はとても大切なことです。

三ツ沢墓地でいつまでも安心してお参りできるお墓

ピンク色を帯びた御影石G488でつくられた洋型のお墓の完成

ピンク色を帯びた御影石G488という石を使ったお墓が出来上がりました。重心も低く、更に耐震免震施工を施しているため地震の心配もありません。直下型のような縦揺れの地震が起こった場合は墓石の重心が低くても接着用のボンドがとれてしまうこともあります。ですが免震対策をしている場合はその心配もほとんどありません。
これからずっとお参りしていくお墓。まごころ価格ドットコムでは「どんな時でもみんなが安心してお参りすることができるお墓」をこれからもしっかり作り上げていきます。

本日は北海道札幌市にある里塚霊園でまごころ職人が施工したお墓つくりをご紹介します。

外柵はそのまま使用するお墓の建て替え工事

解体工事前の既存のお墓
自然に囲まれた広大な敷地の里塚霊園は札幌市でも有数の公営霊園です。
駐車場や管理棟、法要施設などがあり設備が充実しています。
ここに代々受け継がれてきたお施主様のお墓があり、外柵部分と植木はそのまま残して今ある和型のお墓を洋型のお墓に建て替えをご希望されていました。
周囲の迷惑にならないように気を配りながら施工を行っていきます。

お墓の解体工事と基礎工事

クレーンで竿石を持ち上げて取り外す状況 外柵を解体している状況 既存のお墓を解体撤去した状況
まずは解体するお墓の竿石から取り外します。

クレーン車が入ることができる通路状況だったので、墓地付近まで入ってからクレーンで竿石を持ち上げて取り外していきます。重い石を持ち上げるので操作するのも慎重に行います。

積み上げている石材をすべて取り外したら、基礎部分をハンマードリルを使って解体していきます。細かく砕いて解体していくので時間と労力のかかる作業です。
基礎部分をすべて解体撤去したら、新しくつくるお墓の基礎部分の工事に取り掛かります。

納骨室になる部分の石材を設置して納骨室内は土のままで仕上げています。

地震対策を施したお墓の石積み工事

基礎部分に納骨室を設置 免震シートをつかって地震対策は万全 石材の隙間をコーキングする様子
まごころ価格ドットコムでは地震から大切なお墓を守るために地震対策に力を入れています。
阪神淡路大震災、東日本大震災など日本は地震が多く、地震によりお墓が倒れてしまったという例は少なくありません。
末永く守り続けていくお墓が地震によって倒れるのを防ぐために耐震免震施工を採用しているのです。

免震効果のある免震シート(エアーグリップ)を挟んで石材を積み上げていきます。
この免震シート(エアーグリップ)は震度7の地震の揺れにも耐えることができると実験(飛鳥建設 防災R&Dセンター 技術研究所 構造実験棟で検証)で証明されている優れた道具です。
この結果から地震対策として必ずこのシートを利用して施工しています。

そして耐震ボンドも同時に使用し、より充実した地震対策を行っています。

和型から洋型デザインのお墓の完成

洋型のお墓の完成
これまでの外柵をそのまま生かして、墓石を白御影石(G688中目)でつくられ洋型のお墓が完成しました。
曲線のある優しい印象の竿石には「ありがとう」の文字とお花の彫刻が施されています。
癒しと温もりが感じられ、この彫刻を選ばれたお施主様のお墓に対する想いが伝わってきます。
植木が生き生きと色づいてくる季節になるのが楽しみですね。

本日は長野県茅野市にある寺院墓地でまごころ職人が施工したお墓つくりをご紹介します。

お寺に確認が必要な指定石材店制度

お施主様の墓地状況

長野県茅野市にある歴史のある寺院墓地での施工です。お施主様の墓地は7㎡あり、広い敷地いっぱいにお墓を建てます。

お寺で施工をする際はお寺に指定石材店があるのか確認する必要があります。お寺によってはお墓を建てることができる石材店が決まっている場合があるからです。指定石材店がある場合は指定された石材店以外は工事を行うことができません。
お寺に墓地をお持ちでも指定石材店があることは知らなかったというケースがありますので、まずはご住職様へ確認することをおすすめします。

お墓の地盤を強くする基礎工事

ショベルカーで地面を掘り下げている状況 砕石を敷き詰めてから転圧工 基礎に配筋を組んだ状況 コンクリートを流し込み基礎工事の完了
基礎部分の地面をショベルカーを使って30cmほど掘り下げます。ショベルカーでは難しい細かい部分はまごころ職人がスコップを使って丁寧に掘っていきます。

そこへ砕石という小さく加工した石を10cm程度の高さまでびっしりと敷き詰め、転圧機でしっかり押し固め強固な地盤にします。

次に納骨室の型枠をつくり鉄筋を組んでいきます。筒状の丸い型枠は雨などで水がたまらないように、水抜きのためにつくっています。

最後にコンクリートを丁寧に流し込み、表面はまごころ職人の手作業でコテを使って綺麗にならして完了です。
数日間養生してから石積み工事に入ります。

納骨室の広いお墓の石積み工事

サビに強いステンレス製の金具で補強 棒状のステンレス製の金具で外柵を固定 板石を設置した納骨室 地震に耐える耐震免震施工を採用
敷地が広いのでお参りスペースを広くした洋型のお墓の石積み工事です。

基礎に外柵を据え付けたら地震によって石材がずれるのを防ぐために、石材同士をサビに強いステンレス製の金具を使って固定します。中には固定しないでそのまま施工するところもあるようですが、地震によってずれて崩れる危険性があるため、しっかりと固定しています。さらに今回のお墓は丘カロートタイプと呼ばれる納骨室が広いデザインです。四隅にはステンレス製の棒状の金具を使って石材を据え付けます。

続いて納骨室の上に1つづつ石材を積み上げていきます。
人の力では持ち上がらない重い石材は、クレーンで持ち上げ設置する位置まで慎重に動かしていきます。クレーンを操作する緊張の瞬間です。少しでも操作を誤ると付近にぶつけたり、石材が落下し壊れたり、最悪の場合ケガをする可能性もあります。慎重に少しづつ動かしていく操作一つにおいても、技術のある職人でなければ簡単ではありません。そのため熟練したまごころ職人が施工を行っているのです。

そして施工には耐震免震施工を取り入れています。耐震効果のあるボンドや免震効果のあるシートを使うことにより、地震による倒壊から大切なお墓を守っています。

お参りスペースの広い洋型のお墓の完成

白御影石を使用した洋型のお墓重心の低い安定感のある洋型のお墓の完成です。

石塔や外柵はG688中目という白御影石をつかい、ステンレス製の塔婆立てを付けています。
広いお参りスペースには敷石のまわりに玉砂利を敷きつめたことで清潔感がただよっています。

他にも墓誌をつけたり、灯篭をつけたり、玉砂利部分を全て石にして仕上げた場合など、お好みにあわせておつくりできます。どのようなことでもお問合せください。

本日は鹿児島県大島郡和泊町にある共同墓地でまごころ職人が施工したお墓つくりをご紹介します。お施主様は離島に墓地をお持ちで今あるお墓の建て替えをご希望されていました。

離島にある墓地

既存のお墓の状況沖永良部島東部に位置する鹿児島県大島郡和泊町にあるお墓の建て替え工事です。お施主様は納骨室を広くし和型のお墓から洋型のお墓をご希望でした。区画に縁石がまわっているので区画内に合わせてお墓を建てます。
今回のケースのように離島なのですが工事はできますか?とご相談をいただくことがあります。まごころ価格ドットコムでは日本全国にまごころ職人を配置しているので離島もしっかり対応させていただきます。
遠いから難しいかな…とお悩みになる前にぜひご相談ください。

既存のお墓の解体工事と強固な地盤にする基礎工事

工事着工前のお墓 地面を30㎝掘り下げた状況 基礎に割栗石を敷き詰めた状況 砕石を敷いて転圧して型枠を設置 コンクリートを流し込む前に配筋を組んだ状況 流し込んだコンクリートが固まったら基礎の完成
まずは既存のお墓の解体工事を行います。これまで末永く守り続けてきたお墓に工事を行う前にまごころ職人が挨拶をして工事に取り掛かります。人の力では動かせない重い石材はクレーンを使って持ち上げて取り外します。一番上にある竿石から順に取り外していきます。
全て解体が終わったら、新しいお墓の基礎工事に移ります。強度の高い地盤にするために地面から30㎝ほど掘り下げています。スコップなどを使って丁寧に掘っていき、隅々まで30㎝掘り下げた状態になるようにしっかり計測して行います。そこへ割栗石(大きい石)や砕石(小さく加工した石)を敷き詰めて上から転圧機で押し固め強固な地盤にします。そして20㎝間隔で配筋を組みコンクリートを流し込みます。鉄筋コンクリートにすることでより地震に強い基礎になります。流し込んだコンクリートの表面をまごころ職人が手作業で綺麗に均して基礎工事の完了です。
コンクリートが乾くまで数日間養生してから型枠を外して石積み工事を行います。

地震からお墓を守る施工をしている石積み工事

ステンレス製の金具の取り付け 外柵を設置する前の状況 地震対策のために耐震免震施工を採用 石材の隙間にコーキングを行っている様子
養生していたコンクリートが固まったので続いて石積み工事を行います。タイミングよく天候の良い日に石積み工事を行うことができました。
まずは土台となる外柵部分から基礎の上に据え付けます。据え付けた石材が地震によりずれないようザビに強いステンレス製の金具で補強し固定します。その他にも納骨室が広いタイプのデザインには棒状の金具を使って石材が倒れないように補強しています。
そして大切なお墓が末永く受け継がれていくように地震に強いお墓つくりに力を入れています。日本は地震が多いので地震によってお墓が壊れるのが心配という声をいただくことがあります。まごころ価格ドットコムでは地震の揺れから大切なお墓を守るために耐震免震施工をしています。積み上げる石材には黒いゴム状の免震シートや耐震ボンドを必ず使用しています。免震シートは地震の揺れを逃し、耐震ボンドは揺れに耐える役目をしています。これらの技術を組み合わせることで安全性の高いお墓つくりをしています。

九州地方の伝統的なお墓の完成

九州地方に多いお墓白系の御影石(G688中目)でつくられた洋型のお墓です。このような形のお墓は初めて見たという方もいるかもしれません。こちらは九州地方に多い伝統的な形のお墓です。
前開きの扉のついた納骨室は中が2段になっていて、最大30名様まで納骨することができます。広い納骨室には3ヵ所に通気口をつけています。両側にある門柱はベンチにもなるので、ゆっくり腰を掛けてくつろぎながらお参りができます。竿石や花立など全体的に大きくおつくりしています。
また彫刻に色を入れる場合は金色を入れることが多いようです。お施主様のご希望でお墓の彫刻すべてに金の色を入れています。周囲のお墓を見ても金色を入れていました。同じ日本といっても、お墓つくりに関して地域ごとにさまざまな特色あります。その地域に詳しいまごころ職人がお墓つくりを行っているので、わからないことやご不安なことがあればご相談ください。