本日は神奈川県横須賀市にある横須賀市営公園墓地にてまごころ職人が施工したお墓をご紹介します。
一定の養生期間を経て、いよいよ石積工事の開始です。
霊園の規定により地下カロートでの施工になります。
通路に傷が付かないように木製の板や毛布等でしっかり養生してから施工に入ります。
石材は重量が有るので蟹のような形をしたカートクレーンで吊りながら慎重に設置していきます。
石と石の繋ぎ目は地震等の揺れが有った場合に開かないように
L型のステンレスアンカーと石材専用のボンドで頑丈に固定します。
霊園規定により納骨室は2段カロートにして霊園内に敷設してある排水パイプに接続します。
お骨壺を安置する納骨室は清潔なイメージの白御影石でお作りしました。
石塔の石と石の間にはエアーグリップという免震シートを挟んで地震等の揺れから大切なお墓を守ります。
石と石の繋ぎ目を黄色のマスキングテープ(紙テープ)で養生してコーキングを充填して水や埃の侵入を防ぎます。
洋型の石塔ですが仏石(竿石)部分を縦長にした斬新なデザインです。
メインの石には南アフリカ産のインパラブルーという光の加減で青い結晶が美しく浮かび上がる御影石を使用。
また、インド産のバハマブルーという色味がバハマの海を思わせる石との組み合わせがとてもスタイリッシュなお墓に仕上がりました。
本日は福島県双葉郡広野町にある寺院墓地にてまごころ職人が施工したお墓を紹介します。
一週間程度養生をして固まった基礎の上に石積工事を施工します。まずは外柵からモルタルと石材用ボンドで据え付けていきます。水平器で慎重に測りながら正確に据え付けます。
石の接着する角々にはサビにくいL字金具で補強しズレを防止します。
黒いテープ状の物は大切なお墓を地震の揺れから守る免震シートです。石が重なる部分にボンドとともにこの免震シートを貼ります。
お地蔵様を設置する場所の設営をします。
石材の隙間を塞ぐためマスキングテープで養生してからシーリングを行います。無駄な目地が残らないようヘラでならし、最後にマスキングテープを取ります。この作業を行うことで納骨室や隙間にゴミや水が入ることを防ぎ、仕上げも美しくなります。
仕上げを行い、周囲の掃除を行ってお墓の完成となります。お墓デザインは”アコール”です。フランス語で調和という意味になります。石材は別名「桜御影」とも呼ばれ、ほんのり桜色の結晶が美しく人気のG688中目と洋型墓石によく使われるこちらも人気の中国マホガニーです。お墓の名前の通りまさに”調和”の取れた美しいお墓に仕上がりました。
※個人情報保護の為、お名前のわかる文字彫刻は画像処理で消しています。
本日は東京都東村山市にある小平霊園でまごころ職人が施工したお墓づくりをご紹介します。
まずは外柵から。人力で持ち上がらない石材はクレーンを使用して慎重に運びこのように水平を取りながら石材用ボンドとモルタルを使用してしっかりと固定していきます。
石材の隅々にはサビに強いステンレス金具を使用しています。地震対策の一つとしてステンレス金具を使用して石材同士しっかりと固定していきます。
地震対策の一つとして免震シートを使用しています。石材の重なる部分には免震シートを使用して大切なお墓をお守りします。
このようにマスキングテープで養生しながらシーリング加工を施します。石材同士の隙間を塞ぐためにシーリング加工を行います。
まごころ職人が丁寧に施工した洋型の墓石が完成しました。石塔部分には世界一赤い御影石とも呼ばれ華やかさと深みの両方を楽しむ事の出来るニューインペリアルレッドを使用。外柵部分には最上級の艶をまとう漆黒のインド産御影石YKDを使用しています。門柱部分にはデザイン性と機能性の両方を備えたベンチスタイルを取り入れました。
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本日は山口県下関市彦島にある彦島南霊園にてまごころ職人が施工したお墓をご紹介します。
こちらの霊園には決まった形のカロート(納骨室となる穴)が設置されていました。
T字の形をしたカロートの形状にあわせたデザインのお墓を建てていきます。
モルタルで高さを調節しながら延べ石を据えつけていきます。
石材の隅々をL字金具でしっかりと止めて、地震などの揺れで歪みやズレが生じないようにしています。
クレーンを使用して石材を積んでいきます。
カニのように足を広げてバランスをとるのでカニクレーンとも呼ばれています。
通路の状況に合わせて足を伸ばすことが出来るので、このような狭い通路のお墓づくりには心強い見方です。
舗装されていない通路などでは使用することが出来ないので、お墓の前の通路だけでなく駐車場からのルートも事前に確認をしてから工事へ向かいます。
石材を1段積み上げるごとに向きや角度を丁寧に確認します。
石材に貼られた黒いシートは地震の揺れを逃がす免震シートです。特殊なゴムシートを石材が上下に重なる部分に挟んで地震対策を施しています。
石材同士の隙間に雨水や汚れなどが入り込まないようにシーリング剤を充填し、へらを使って表面を整えていきます。
お参りスペースの板石を敷き終わるといよいよ石積工事が完了します。
区画の状況に合わせてオリジナルのデザインでお作りしたお墓が完成しました。
淡い色の墓石は彫刻文字に黒色を入れると引き締まった印象になりますね。
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本日のまごころ職人のお墓づくりは、福島県双葉町の寺院墓地です。
【工事着工前の状況です】
この後、敷地内の砂利・土を取り除きます。
【根彫り工の状況です】
いよいよ工事着工開始です
基礎工事を行うには、根彫り工から始めます。
根彫りの深さはグランドライン(通路面)から約30cmほど掘り下げます。
通路状況が良い墓地の場合は、重機を使用することも可能ですが、
通路状況が厳しい墓地では、職人が手作業で根彫りをすることもございます。
【転圧工の状況です】
砕石を敷き詰めたらランマーで充分に転圧し、
基礎地盤としての支持力を図ります。
どんなに基礎コンクリとを厚く打っても、転圧を十分に行わないと
後々お墓が傾く原因になったりもします。
【配筋工の状況です】
コンクリートは圧縮強度に比べて引っ張り強度が極めて小さく、
ひび割れが入りやすいので15cm~20cm間隔で鉄筋を配筋いたします。
鉄筋の下に置いてある四角く白いのは鉄筋が地中に接触しないようにする役割と、
生コンクリートが鉄筋の下に潜り込み、鉄筋を包み込みやすくするためです。
(鉄筋の錆防止と鉄筋とコンクリートの相乗効果を上げるためです)
余談ですが、敷地内に塩ビパイプが4本立ってますが、こちらはお墓が完成した後に、
玉砂利部分の雨水を逃がす役目をする水抜きになります。
石積み工事の時にコンクリート基礎の天端あたりでカットするか、パイプを抜き取ります。
【生コンクリート打設状況です】
左側のお写真が生コンクリートを流し込んでいる状況です。
右側のお写真は、生コンクリートを平らにならし、仕上げ後の状況になります。
このあと、コンクリートが乾くまで数日間養生いたします。